恋のしかた

それからしばらくあと、私は玲くんが何かを言おうとしていることに気がついた。

私「何?」

玲「……あのさ、遅れてごめん。」

私は突然の謝罪に戸惑った。

(玲くん…遅れたこと悪く思ってたんだ。もしかして、そんなに怖い人でも無いのかも。)

私「ううん、別にいいよ。あんま気にしてないし。」