『………。』 素直に受け取る事が出来ずに、じっと冴木君を見上げる。 『…これって…その…元カノの…?』 「違うよ!ドラッグストアで貰ったサンプル溜め込んでたんだ♪使えそうなのあったら―」 『…でも…男の子に化粧水のサンプルとかって渡す…かな?』 付き合い始めなのに、こんな事言ったら喧嘩になっちゃうよね…。 だけど、なんだか悲しくなって冴木君の顔を真っ直ぐ見る事が出来ずに俯いてしまった。 嫉妬か勘繰りか。…私の胸の中でグルグルと様々な感情が渦巻く。