唇にキスを落とした後、不意に首筋に目が行って…

「…………。」

…気が付くと首筋に唇を這わせていて、危うく理性のストッパーが外れかけた。

「…っ…何してんだ、俺っ…!」

体を離して深呼吸を一回。
寝込み襲うなんて…そんな事したら嫌われるに決まってる…それに夏音さんの心の傷は多分まだ塞がってないかもしれない。

これからは俺が夏音さんを守ってくんだから。

「おやすみ…♪」

長めのキスをして、背中を向けて眠りに就いた。