「あれ?赤くなった…♪」 『だって…人前でキスは…恥ずかしいから…だめっ。』 怒りたいけど怒れないもどかしい胸の葛藤と闘うも、一瞬にして許してしまう私は甘いのかな? 「大丈夫、もうしないから♪」 『えっ…。』 「仕事終わったら、ね♪」 ちょんっと人差し指を私の唇に押し当て、艶っぽい声で耳元で囁かれるけど…マスターには丸聞こえな距離。