『?どうしたんですか?』 「ん?」 『なんか今日の楓さん、いつもと感じが違うなって。なんだか優しい雰囲気な気がして。』 「んー、静かで落ち着くからかな。いつもは騒がしいじゃん?誰かさんの彼氏が俺に喧嘩振ってきたりとかしてさ。」 『ふふっ、そうですね♪私は兄弟喧嘩見てるみたいで微笑ましいですよ♪』 「そう?」 『はいっ。……。』 沈黙の間があったと思ったら立ち止まって何か言いたげに俺を見ていて。