もしかして、見付かったの?! 淡い期待を抱いた緊張の瞬間、私達が聞いた言葉とは─。 「……車の鍵が行方不明…。」 「……………。」 『…………………………。』 「鍵ぃぃ~~~!俺の鍵~~!!」 …何も言えない。 藤枝さんは地面を這いつくばってキーケースを探し回り、私達は更に奥地に探索を進める。 幾斗が藤枝さんが刈り込んだ箇所の続きを進めていくと、次は幾斗が動きを止めた。 ハサミの先で何やらつついていて、よく確認出来ない。