─♪♪~♪~─ 画面には【幾斗】の文字。 『っ、もしもしっ?幾斗…あのっ…』 「あのさ…夏音。やっぱり…俺一緒に病院に行きたい。」 『えっ…?でもっ─』 「…俺は松岡家にとったら、まだ他人の身だし迷惑かもしれないけど…。でもね、夏音を1人で行かせたくない。」 『でも、明日も…仕事だしっ…幾斗はっ…お店に居なくちゃ…藤枝さんが大変になっちゃうよ…。』 「そんなの俺の意思の持ちようなんだから、夏音は気にしなくて良いの。オールしても全然仕事出来るし、心配無いよ。」 『……っ…。』