すると暫くして誰かの腕が伸びてきて、後ろから抱き締められ体重をかけられた。 『(ふふっ♪…幾斗だな~?)』 お酒飲み過ぎて眠くなっちゃったのかな?それとも甘えたくなったのかな? 普段から甘えてくる時は不意打ちで抱き締めてくるし、皆の前だから余計にかな? 『っ…幾斗…?眠くなっちゃったの?無理しないでベッドで─』 「…水…ちょーだい。」 あれっ……?幾斗じゃない!この声は…! ハッとなって恐る恐る後ろを振り向くと、真っ赤になって瞳を潤ませている楓さんだった─。