バシッと肩を叩かれて姿勢がピンっとなると同時に肩にちょっとした痛みが走る。 いつもこんな事するのは大体藤枝さんなんだけど、今回は…… 『痛っ…!ちょっと楓さんっ!痛いです!』 「あれ?痛かった?ごめん、ごめん♪」 その顔、絶対悪いと思ってないでしょ…! 「っ!…楓!気安く触んな!いつまでも厨房居ないでホール戻れ!」 「氷取りに来たんだよ、ばーか。余裕無いな~幾斗は。」 嘲笑うかの様に幾斗の横を通り抜けると、冷凍庫から氷を補充しては何も言う事無くホールへと戻って行った。