「何それ、なんか俺が性格悪い男みたいじゃん…。」
『そ、それは勘違いです!…その…アドバイス、ありがとうございます。ちょっとだけ、気が紛れました♪』
「………。…天然小悪魔。」
『???』
ボソッと何か言った気がしたけど聞き返す前に口を開いたのは楓さんが先で─。
「あっ、ようやくまともな匂いしてきたからそろそろ成功したかもね。厨房行ってあげなよ。」
『あっ、はい!』
楓さんに促されて厨房に向かうと眩しい位のキラッキラッな瞳の幾斗と目が合った。
「夏音っ!見て、上手く作れた!」
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