『っ…ふふっ、そんな事されたら、ひとたまりもないですよ!』

「そう?苦労知らずの奴等には最高のご馳走だと思うけど♪……で、継ぐの?」

『…えっ…。』

「実家。」

ばっちり目が合った楓さんの目は冷静で鋭くて…一瞬息を呑んだ。

まるで…お父さんと直接話してる様な…胸を圧迫される感覚に小さく手が震えてしまう。