「それって…つまり…幾斗が作った料理を出すって事―」

「そう!」

「で…ですよね?……でもなぁ~うーん……。」

藤枝さんからは腕を組んで難しい顔をして答えを一生懸命考えてくれてる雰囲気が伝わってくる。

…実の息子の様に可愛がって、信頼してる幾斗ですよ?!
藤枝さんっ!!向上心は誰にも負けないと私は思うんです!
このお店の味を受け継いでいきたいと考えているんですよ?!
藤枝さんっ―!!