『…あのっ…どうして名前…。』 「だって、店長らしき人が大声で夏音ちゃんの事ひたすら宣伝してたし、前に店に来た時に相沢と仲良さげだったから覚えちゃった♪…今日は弟か何かと夕飯?」 お、弟?! 端から見たらそんな風に見えちゃうのかな? だけどこんな事を言われちゃ冴木君が聞いてたら間違いなく直ぐ様ツッコミを…… 「―彼氏ですけど。」 入れてきてくれた…! 花火の時にお客さんの絡みから庇ってくれた、あの低くて凛とした声が聞こえ彼に視線を向けると― 『……あ。』