「了解♪さ~てジュース運んだら取り掛かるかね。」 「―俺も手伝う!」 「おっ♪彼女の為に腕を奮わないとな♪ココア飲んだら厨房に来いよ。それまでは休んでな。」 「うん…ありがと。」 「……ふっ。」 一瞬目を丸くした藤枝さんだったけどニコやかに笑うとガシガシと冴木君の頭を撫で回した。 腕捲りをし直し、エプロンもしっかり縛り直すと厨房に消えていった。 「ってて…。」 『ふふっ♪今日も仲良し親子だね♪』