本が入っている箱を開封して一冊ずつ検品していた時、ソファーに座ったままの藤枝さんがニコニコと満面の笑顔を向けてきた。 「この前の連休は楽しかった♪?」 『はいっ!…とっても楽しかった…で、すよ…?』 「ほぉ~♪そっかぁ~良かったんだね♪色んな意味で♪」 その視線は明らかにワイシャツ越しを見ているみたいで思わず一冊の雑誌を抱き締めた。 「臣さん、鼻の下伸びてる。鼻毛見えちゃうよー?てか堂々たるセクハラ発言じゃない?別に何してようが良いじゃん。付き合いたてのカップルなんだから。」