「…りりあ。夏音さんの事見過ぎ。てかさっきから何処見てんの?」 そう考えているのが知ってか知らずか…テーブルを拭く冴木君は呆れ口調で問い掛けた。 すると、りりあちゃんは… 「キスマーク!!」 ……と大きな声で触れてほしくない爆弾発言をして。 「い~ち、にぃ~…さっ―!」 挙げ句の果てには数を数え始める。 その緊急事態にすかさず冴木君の手がりりあちゃんの口を塞ぎ、私は慌ててワイシャツを整えた。