翌朝、体の至る所に紅くて小さい無数の華が咲かされているのを見せられ私は赤面。 『?!……これって…!!』 冴木君はそんな私を見てクスクスと笑い、畳に無造作に丸まっている浴衣を着せ直しながらこう言った。 「御馳走様でした…♪また今夜……寝る前に、ね…♪今日はスタミナ付くように沢山美味しいご飯食べよっか♪」 『っ……!』 「可愛いかったよ…♪毎日食べたい位…♪」 ―と。これから毎日冴木君に翻弄されちゃうのかな―?