「あっ!確かにそうかも!…マスターの店に迷い混まなかったら、夏音さんとも会えなかったのかもしれないよね。
そう考えたら…なんかちょっと凄いね♪」
こんな会話を交わしながら、お互いの布団に入って向き合うと自然と照れ笑いを浮かべてしまう。
『落ち着いたから、ぐっすり眠れそうだね♪』
「…あの、真剣に聞いてくれてありがとう。」
『ううん♪…話してくれてありがとう。
…わ…私も冴木君の支えになりたい。藤枝さんに負けない位っ…!』
一人布団の中で拳を握って気合いというか、打倒藤枝さん発言を飛ばすと、いつものヤンチャな笑顔が向けられた。


