お祖母ちゃんも寂しそうに眉を落としてしまってなんだか申し訳無いな…。 「―また遊びに来るよ♪電話もするし♪」 「そうだね。…はいよ、待ってるからね♪また二人でおいでね♪」 「うん♪」 なんだか二人を見てたら胸が温かくなってきた。…私にもこんな温かい家族が居たら…良かったのにな…。 と、考えていたら不意にお祖母ちゃんに名前を呼ばれた。 「あの…松岡さん―」 『はい?』