職場に到着した私達は、いつものように元気良く裏口を開けた。 「マスター!おっはよー♪」 そして次の瞬間、目の前に飛び込んで来た光景に固まってしまう。 「…え…あっ…?!」 『―えっ…?!』 普段なら厨房に入ったら、ランチの仕込みをしているマスターの姿があるはずなのに、今日は違った―。 冴木君と同様の長身、小さい顔。 少し長めで、明るめのライトブラウンに染められた髪はホストの様にセットされて。 耳にはシンプルなピアスが光る。