これって完璧に今日お泊まりの選択肢じゃん…意地悪過ぎる…!
しばし考えた末に私が出した答えは―。

『と……泊まるっ。一緒に…寝る!私だって冴木君の側に居たいし…嬉しい、から。』

本当は一緒に居たいのは山々だけど…私に対して軽い印象持たれるんじゃないかとか、
試されてるのかな?とか色んな憶測は飛び交うけど、もっと自分に素直になろう。

…じゃないと伝えたい言葉を我慢する事になっちゃいそうだから。

「あの…さ…。」

『ん…?』

「その……いっその事…もう一緒に住んじゃおっか…。」

『はいっ?!』