唇が離れて、つい物欲しそうに彼の瞳を見詰める。 …もう一回してほしいなぁ…なんて、思ってみたりしたけど…彼はどうやら睡魔が襲ってきたみたいだ。 『………。』 「…ん…ふあ~ぁ…。来週の楽しみも出来たし♪夏音さんにキスして落ち着いたら眠くなってきたな~。」 コツンと肩に頭が乗ってきたと思えばスルりと滑り落ちて、冴木君の頭は私の膝の上で落ち着いた。…私の心臓は落ち着かないけど! ていうか、さっきまで大人っぽい表情だったのに甘えん坊キャラになるのは…ちょっとズルい。