『そんな事無いよ。一緒に電車旅するんだもん、立派なデートだよ♪』 ニコッと笑みを溢して答えると一瞬目を見開いて固まった様子だったけど、照れたように視線を逸らされてしまう。 「そ…そう言って貰えると嬉しいよ♪祖母ちゃんも喜ぶだろうな~♪栗羊羮といも羊羮どっちが良いかな♪」 『ふふっ♪食べ比べ出来るように、小さいサイズ買って行ってあげたら良いかもよ♪』 「あっ、それ良いね!……。」 お互い笑顔で向き合って不意に冴木君の表情が真面目になり、その後ふっと柔らかい笑みが溢れた。