「あはは…うーん、どうだろね。 …もう何年も帰ってないから、どう思われてるかは分かんないけど。…きっと…俺の事なんか気にもしてないだろうし…どうでも良いとか思ってるんじゃないかな。」 この時、若干ではあるけど…何かを隠そうとしている様な違和感を感じた私は、切な気に揺れる冴木君の瞳を覗き込んだ。 『どうして…そんな事っ―。』 「…早々と自立して生きていく為の土台作った方が男らしいと思うし。マスターの背中を追って、進んでるのが今の俺の生き甲斐なんだよね…。」