笑顔でさよなら、涙にありがとう。



試着室のカーテンを開けられる。



「あっ、すごくお似合いですよ〜」



お世辞をどうも。



「彼氏さん、呼んできますね〜」



「えっ、いや……行っちゃった」



彼氏じゃないです、そして呼んでこなくていいですって言う前に行ってしまった。


待ってる間、もう一度鏡を見てみる。


似合わなさすぎて早く着替えたい。



「こちらですよ〜」



店員に連れられて秋が来る。


何て言われるのか分からず、思わずドキドキしてしまった。