「ま、いいか」 もう厄介な人もいなくなったことだし、帰ろうとしたその時、 「『ま、いいか』じゃねぇよ。次行くぞ」 いつの間にか私の前に現れ、また手を掴んで歩き始めた。 いったいさっきまでどこにいたんだ。 「ちょ、今度はどこに行くの?」 「服屋。ちょっと付き合え」 ふ、服? 自分の服を買うのに、何で私が付き合わないといけないんですか。 自分の服くらい自分で選んでほしい。