笑顔でさよなら、涙にありがとう。



そんな秋を無視してずんずん奥に進む。


ここの本屋はショッピングモールの中にあるため、とても大きい。


品揃えが豊富でどれを買うか迷ってしまう。



「とりあえず、これでいいか」



手に取ったのは、幼馴染みの男女が難事件に挑むという推理小説。


レジに行って会計を済ます。


すると、



「あれ…」



秋の姿がどこにもなかった。


途中ではぐれたことに全然気づかなかった。