「何か…ほっとけねぇから」



「はぁ?」



ほっとけないって…私はペットか。



「……好きにすれば」



さっきも思ったけど秋の今までの行動を見る限りしつこいから、適当にあしらうように言った。


その時は本当に軽い気持ちだった。


だから、これから私の人生が良い意味でも悪い意味でも大きく変わることなんて、思ってもみなかった。