笑顔でさよなら、涙にありがとう。



結局、それを言うことになったのは姉貴の結婚が決まってからだった。


真咲は想像通りびっくりしていたけど、承諾してくれた。


それから、真咲との同居生活は順調だった。


一緒に住んでいても、今まで通りにデートはたくさんした。


少しでもいい思い出を真咲と一緒にたくさん残したかった。


そしてお互い就職して働くようになってから、両親の勧めもあり、同棲し始めた。


喧嘩も特にすることなく、充実した生活を送った。


俺は長い時間をかけて、真咲の心を完全に溶かすことができた。