笑顔でさよなら、涙にありがとう。




「いや〜……いつの間にこんなしっかり物事を考えるようになったんだか。ちょっとびっくりしちゃったな」



親父は感心したように言った。



「言ってくれたのは嬉しいけど、秋に残念なお知らせがある」



反対される…のか…?


と思っていたら、



「秋に跡を継がせようなんて、これっぽっちも思ってないよ」



……え?



「はっ?今、何て……」



「だから、秋は跡継ぎじゃない」



一気に肩の力が抜けるのがわかった。



「ほんとに?」



「そうだよ」



ってことは……