姉貴は数日後に目が覚め、持ち前の元気でどんどん回復し、退院した。
俺は姉貴に謝って、それから報告した。
あと湊さんのことも言っといた。
『湊さん、いい人だよな。姉貴にはもったいない』
すると、姉貴は驚いて、
『えっ!湊先輩のこと知ってるの?』
と聞いてきた。
『連絡したらすぐ病院まで来てくれて。あんないい人いないから、見捨てられないようにしといたら?お試し期間じゃなくてちゃんと付き合っちゃえよ』
『秋!?どこまで知ってるの!?』
『全部。湊さんから聞いたから。湊さんが兄貴になるなら全然いいけど?』
『秋!冷やかさないで!』
『はいはい』
久々に姉貴と会話して、もっと早くからこうしていればよかったのかなって思った。


