笑顔でさよなら、涙にありがとう。



今度は俺に向かって襲いかかってきた。


姉貴を守りながらかわしていく。



「何でここにいんだよ」



「あんたが夜遅くに出かけるからでしょ?」



「だからって喧嘩につっかかってくんなよ」



姉貴のことも守らなくなったせいで、攻撃に対する集中力が薄れてしまっていた。


そのため、横から鉄パイプで襲いかかってきた男に気づくのが遅れてしまった。



「秋、危ない!!」



気づいた時にはもう目の前だった。


でも俺の前を横切ったものが、俺を守った。