何とか真咲の腕をつかみ、引き上げた。 「お前……何やってんだよ、バカ!!」 何で死のうと思ったんだよ。 俺の前からいなくなるなよ。 言いたいことは山ほどあった。 でも何よりも、 「よかった…無事でほんとによかった……もう心臓止まるかと思った…」 真咲が無事だったということ。 それが1番だった。 強く真咲を抱きしめ、存在を確かめる。 真咲も抱きしめ返してくれて、しばらくそのままでいた。