自分の部屋に戻り、今後のことをイメージしてみた。 正直、真咲のことを変えてどうしたいのかは分からない。 終着点は分からないが、放ってはおけない。 やっぱり今までの俺からしたら、おかしいことなのかもしれない。 1人の女を気にかけるなんて。 でも、 「何かが変わるかもしれねぇんだよな……」 そう、思うんだ。 何かは分からないけど。 「俺の思うようにしてみるか……」 こう決心した夜だった。