姉貴はうーんと悩んでいた。
「じゃあ真面目に答えてあげるから、何でそれを私に聞きたくなった経緯を教えてくれない?それを聞かないと答えようがないわ」
俺は今日あったことを全て話した。
「なるほどね……。その、真咲ちゃんって子を変えたいのよね」
「まぁ、そういうことだな」
俺の話を聞いてもまだ悩んでいるようだった。
誰とでも仲良くなれる姉貴が悩むなんて相当なんだと思う。
「まず、どこかに連れて行ってあげたら?」
「どこかってどこ?」
「何か好きなのかとか分からないんでしょ?だったらいろんなお店が入っているショッピングモールとかどう?ほら、私がよく行ってるところとか!」


