笑顔でさよなら、涙にありがとう。



姉貴はうーんと悩んでいた。



「じゃあ真面目に答えてあげるから、何でそれを私に聞きたくなった経緯を教えてくれない?それを聞かないと答えようがないわ」



俺は今日あったことを全て話した。



「なるほどね……。その、真咲ちゃんって子を変えたいのよね」



「まぁ、そういうことだな」



俺の話を聞いてもまだ悩んでいるようだった。


誰とでも仲良くなれる姉貴が悩むなんて相当なんだと思う。



「まず、どこかに連れて行ってあげたら?」



「どこかってどこ?」



「何か好きなのかとか分からないんでしょ?だったらいろんなお店が入っているショッピングモールとかどう?ほら、私がよく行ってるところとか!」