「…あの時、私を助けてくれてありがとう。私を好きになってくれてありがとう」



秋に感謝の気持ちを伝える。



「っ…それは反則だろ…」



秋はそう言うと、私の唇を奪った。


何度も、何度も。


求めるように唇を重ね続ける。



「幸せになろうな」



「うん」



お互い涙でぐちゃぐちゃになりながらも愛を囁く。


幸せを噛みしめながら、私たちは最高の日を過ごした。