な、何それ。



「それって……」



「真咲の思ってる通りだよ。俺はもう真咲以外考えられない。お付き合いさせていただいてますっていう報告だけでもよかったんだけど、遅かれ早かれ報告すると思うから言った。え、もしかして嫌だった……？」



「い、嫌じゃないけど……秋がそんなこと考えているなんて思ってなかったからびっくりしたっていうか……」



「親父にも言われるけど、見かけによらずけっこう色々考えてるよ。特に将来のことについては、な」



しょ、将来……？



「出かける前に言っただろ。一緒に暮らすのはそう遠くないって。予言しておくよ。もし一緒に暮らすってなったら、真咲は賛成してくれる？」



秋に毎日会えるなんて……嬉しいに決まってる。



「もちろんだよ！私も秋と一緒に暮らしたい！」



「じゃあ決まりだな」