笑顔でさよなら、涙にありがとう。




墓地に着くと、真っ先にバケツに水を汲んでくる。


そして墓石磨きから始まった。


たまにしか来ないから、すぐに汚れてしまう。


2人でたわしをゴシゴシと擦る。



「真咲以外にも誰か来る?」



「うーんどうだろう……。親戚、けっこう遠いところに住んでいるから。私は長期休みには絶対来るようにしてるんだけど」



「じゃあ、近々来る予定だった?」



「うん。まさか秋が行きたいなんて言うとは思わなかったけど」