墓地に着くと、真っ先にバケツに水を汲んでくる。 そして墓石磨きから始まった。 たまにしか来ないから、すぐに汚れてしまう。 2人でたわしをゴシゴシと擦る。 「真咲以外にも誰か来る?」 「うーんどうだろう……。親戚、けっこう遠いところに住んでいるから。私は長期休みには絶対来るようにしてるんだけど」 「じゃあ、近々来る予定だった?」 「うん。まさか秋が行きたいなんて言うとは思わなかったけど」