笑顔でさよなら、涙にありがとう。




「でも…できないよ……」



いざ、言おうと思っても声が出ない。



「仕方ねぇな。ちょっと看板貸して」



秋の言われるがままに、看板を渡した。



「1年2組の教室でお化け屋敷やってまーす!」



すると秋の声が廊下に響き渡り、一気に注目を浴びた。



「お化け屋敷だって!おもしろそう!」



「ていうかめっちゃイケメンじゃない?」



「ほんとだ!案内してもらう?」



一気にお化け屋敷と秋の話題になった。


イケメンってすごい…