「だから、真咲は俺のために生きればいい。俺が真咲のために生きるように、真咲は俺のために生きてほしい」



涙が頬を伝うのが分かる。


何でこんなに私のことを想ってくれるの?



「好きだよ、真咲のことが。本気でそう思わせてくれたんだ。責任取れよ」



人生で初めて告白された。


最後に俺様が入っているのは秋なりの言葉だね。



「私もっ……好きだよ……秋なしじゃ生きられないくらいに。秋こそ責任取ってよ」



秋の首に手を回して抱きついて言った。