結局、燐太郎は試合明けの日曜日綾人とともに部内発表会を見にいった。発表会は夕方4から夜の8時で、eternalは大トリだった。

盛り上がり方はまさしくライブのそれである。暗い室内にドラムが響き渡る。続いてギター、ベースにキーボード。ボーカルが入ると会場のテンションはMAXだ。

この日eternalはMCを挟みつつカバー2曲オリジナル1曲の計20分のステージだった。

演奏が終わり部長挨拶の後、部員は楽器や機材の片付けを始め観客は続々と帰路につく。