それからおばさんはこの時を待っていた かのように私に厳しくあたるようになっ た。 ご飯もろくにもらえず、台所から何か食 べ物をとると何度も殴られた。 そんな日々の中、中三になって進路を 決めるとき救いの手が差し伸べられた。 それは大阪の高校に通っている彩奈ちゃ んからだった––––––––––––––––––––––