俺様副社長の溺愛秘書

私は大きく頷くと、急いで自販機で飲み物を購入し、空いているベンチを探した。


時間も遅めもあり、ベンチは埋め尽くされていた。



「松井さん。」


「高城さん、ベンチが………。」


「ああ、ちょっと待って。」



高城さんが誰かに近づいていく。高城さんの知り合いらしいから同じ会社の社員だろうか。


その様子を見つめていた。



「松井さん、こっち。」


「あっ、はい。」



詰めてくれた社員さんに頭を下げた。高城さんがベンチを軽く払ってくれる。



「高城さん、すみません。」


「ほら、座って食べるよ。」



高城さんが何かとやってくれる。私は高城さんの隣で食べ始めた。


公園で食べるなんて初めてだ。



「初めて公園で食べます。」


「松井さんはいつもは外食?」


「はい。」


「さすが副社長の彼女。俺は同期とかと公園。ちょうど同期がいたからラッキーだったけど。」



奥に座る二人の男性に視線を向けた。軽く頭を下げた。