俺様副社長の溺愛秘書

「松井さん、手伝う。話もあるから。」


「高城さん、ありがとうございます。」



隣を歩く高城さんをチラリと見上げた。本当に背が高い。



「松井さん、見すぎ。」


「あっ、すみません。背が高いなって。」


「副社長とそんなに変わらないかと。まあ、少し高いかな?」


「モテそうですね。秘書課の男性は容姿が整ってるから。」


「それは女性も同じ。皆、綺麗な方ばかりだ。」



お互いに誉めあってる私達に、高城さんを見てクスリと笑った。



「意外と気さくなんだね?」


「えっ?」


「松井さんは話づらい感じがするから。」



高城さんの言葉に驚いた。



「私、そんな風に見えます?」


「なんか高嶺って感じ。彼氏は副社長だし。」


「………気軽に声を掛けてくれてもいいのに。」



ちょっと寂しい感じがした。誰でも気軽に話し掛けられるタイプじゃない事に。