夜の道を歩く2人。駅へと向かう道は、公園の中ほどを通ると、早道になるのを二人とも知っていた。
「あ~!こんな暗い道連れて来て、何考えようとかいな!」
「何も考えてね~よ。てか、酔うと博多訛りになるのな。」
「そうっちゃよ、抜けんと。訛り。」
『正直言ってみ。こん時、エロい事考えてたでしょ?』
「…はい。すいません。でも、何もしなかっただろ?」
頭の中の結女に取り繕う必要はないんだけど。
「訛りが抜け切らないってのは、その地域を心の中で誇りに思ってることだって、誰かが言ってたなぁ。」
「そうかなぁ?でも、やりたい事も博多じゃ限界あるけん、出て来ただけっちゃから、博多は確かに嫌いやないと。」
「ところで、さっきの続きだけど、何をやりたくてこっちに来たの?」
「だ~め!教えたら笑うけん、教えられん。」
「そっか…。じゃ、無理に聞かない。でも、そのために、なんか俺に出来ることない?」
彼女は笑いながら、答えた。
「あ~!こんな暗い道連れて来て、何考えようとかいな!」
「何も考えてね~よ。てか、酔うと博多訛りになるのな。」
「そうっちゃよ、抜けんと。訛り。」
『正直言ってみ。こん時、エロい事考えてたでしょ?』
「…はい。すいません。でも、何もしなかっただろ?」
頭の中の結女に取り繕う必要はないんだけど。
「訛りが抜け切らないってのは、その地域を心の中で誇りに思ってることだって、誰かが言ってたなぁ。」
「そうかなぁ?でも、やりたい事も博多じゃ限界あるけん、出て来ただけっちゃから、博多は確かに嫌いやないと。」
「ところで、さっきの続きだけど、何をやりたくてこっちに来たの?」
「だ~め!教えたら笑うけん、教えられん。」
「そっか…。じゃ、無理に聞かない。でも、そのために、なんか俺に出来ることない?」
彼女は笑いながら、答えた。
