「未来どうした?」 舞い上がる雪の中、君の優しい声が聞こえる。 「雅先輩、未来と別れてください!!酷すぎです!!」 凛ちゃんが怒鳴り声をあげるから、そこら中にいた人が私達に視線を向ける。 「わかった。これから未来と2人で話すから。未来借りてくよ」 「未来、きちんと言いなよ」 凛ちゃんは、泣きじゃくる私の頭を撫でて、私を雅君に手渡した。 「歩けるか?」 コクリと頷く私を抱えるように、アパートまで連れて行ってくれた君。 2人で音を鳴らしながら歩いたね。 ギュっギュっ……