「未来以外の女といるところ見たことあるし、最近はそういう噂ばっかり」 ……凛ちゃん、もういい。 「自分だけを愛してくれない男と付き合ってて惨めじゃないの?別れたほうがいい。未来がそんなんだったら、雅先輩はこれからだって遊びまくるよ。未来だってわかってるんでしょ?」 凛ちゃんダメだよ。 私の目は視界が見えなくなるくらい、涙が流れ続ける。 「今から、雅先輩の所行くよ」