散り落ちた葉は人々に踏まれ、ゴミ同然に扱われる。



綺麗に色づいていたときはあんなにも騒がれていたはずなのに……



「未来?」



「凛ちゃん……」



私は何かに縋るように凛ちゃんの腕にしがみ付いた。



可愛いって言って。



凛ちゃん、私は可愛いでしょ?