放課後、おばあちゃんの病室にお見舞いがてら寄ってみたが、今日は杉本先生の姿はなかった。
その代わりに若い女の看護師さんがおばあちゃんのベッドの側にかがんで足の具合を診ている。
看護師さんと話していたおばあちゃんが顔を上げ、私に気づく。
「美樹ちゃん!今日も来てくれたんだねえ。」
おばあちゃんは微笑むが看護師さんは足を診ているままで振り返りもしない。
ちょっと感じ悪くない?
こんなもんなのかな。
私はおばあちゃんに挨拶をしてから
「今日は杉本先生いないのか…。」
と独り言をもらした。
するとその看護師さんは急にこちらを振り返り、私の顔から足元までを目で確認した。
『杉本先生』ってワードに敏感すぎでしょ…。
つり上がった目に大きい口、肌も髪も手入れされているとは思えないくらい汚れている。
お世辞にも可愛いとは言えない。
その代わりに若い女の看護師さんがおばあちゃんのベッドの側にかがんで足の具合を診ている。
看護師さんと話していたおばあちゃんが顔を上げ、私に気づく。
「美樹ちゃん!今日も来てくれたんだねえ。」
おばあちゃんは微笑むが看護師さんは足を診ているままで振り返りもしない。
ちょっと感じ悪くない?
こんなもんなのかな。
私はおばあちゃんに挨拶をしてから
「今日は杉本先生いないのか…。」
と独り言をもらした。
するとその看護師さんは急にこちらを振り返り、私の顔から足元までを目で確認した。
『杉本先生』ってワードに敏感すぎでしょ…。
つり上がった目に大きい口、肌も髪も手入れされているとは思えないくらい汚れている。
お世辞にも可愛いとは言えない。

