海side








「ねぇー空ー」







夏の暑さも本格化してきたこの頃、

今日から夏休みだって言う嬉しさと、暑さの鬱陶しさで
気持ちは訳が分からない状態。


そんな暑さのせいで、外に出れない為に部屋の冷房をつけてグダグタモードの空と私。






海「ひまー」






そして夏休み初日にして、もう暇だと感じる私。

そんな私の呟きに、





空「いや、学校あるし」






そう答えた空は、夏休みの補習を余儀なくされた一人。

『何て可哀想な空ちゃん』







空「お前もな」



海「分かってるし!」






私の呟いた声を、空がすかさず突っ込む。

実は、補習は私も受けることになっている。

畜生...
折角の夏休みなのに!!






海「てか明日どうする?チョコ?ホワイト?」





そんな補習の憂鬱を吹き飛ばすため、明日のお話を。

明日はなんと!
私と空の誕生日!

だからケーキはなに味がいいかなーって。

まぁ、空の答えは分かってるけど、、





空「チョコ。てか何でもいい」





ほらね、来たよこの答え。

まぁ、チョコにするけど?私チョコがいいもん。






海「二人何くれると思う?」



空「ピアス」



海「いいね~」



空「服」




海「いいね~」



空「取り敢えず何か欲しい」






ほんと、それな!!